はじめまして、 横須賀香(よこすかかおり)です。
このたびホームページを作ったので、ブログも始めてみました。
このブログは、
- 私の絵や絵本に興味を持って下さる方
- 将来お仕事をご一緒させていただくかもしれない方
に向けて書いています。
絵が好きな方、ご自身でも描かれる方、描きたいと思いつつ悩み中の方。子育て中のお父さんお母さん、孫育て中?のお祖父ちゃまお祖母ちゃま。出版社におつとめの編集者さん、画家をお探しの文章作家さん、装丁家さん。本屋さん、図書館司書さん、「絵本作家って実際どうよ?」って思っているお姉さん。―そして、絵本を手に取ってくださる読者の方。
そんな方々のお顔を思い浮かべながら…。
ではなぜ今ごろ急に、せっせとホームページを作りはじめたのか。
今回はご挨拶代わりにまずそれをお書きしたいと思います。
絵本作家としてのはじまり
2016年春、私は『日産童話と絵本のグランプリ』で大賞を頂きました。
これは、まだ出版経験のないアマチュア向けの創作童話・絵本の賞で、もう37年(2021年現在)も続いている老舗のコンクールです。大賞受賞作は出版され、作家としてデビュー することができます。
童話部門と絵本部門合わせると毎年約3000点の応募があり、正直私は応募したことも忘れていたくらい、賞に関して何の期待もしていませんでした。
|突然入った受賞連絡
それが2015年のクリスマスイブ、私の携帯に一本の電話が入り、状況は一転します。
実はその一週間ほど前から、身に覚えのない同じ番号からの着信履歴が続いていたのですが、私は気にも留めていませんでした。番号は、不審に思って削除しようと思っていたほど。
ところがイブの朝、たまたま何度目かの着信で電話に出たところ、
「こちらはグランプリ事務局です。あなたの作品が大賞の候補になっています」
と、電話口のお姉さんが言うのです。
…これは、詐欺に違いない。
どこかで情報が漏れて、私は自費出版の業者から、きれいに騙されようとしているのね。
ふうむ、どうやって電話を切ろうかな。
そんなことを思っているうちに、いくつか質問が投げかけられました。「この作品は間違いなく未発表のものですか?」とか「今まで本当に出版経験はありませんか?」などなど。(出版経験者にはそもそも応募資格が無いため、規約違反により失格となります)
そして最後に、お姉さんは言いました。
「それではこれをもって、あなたの作品を正式にグランプリに決定いたします」
…え???
途端に足が震えはじめました。
すっかりクリスマスどころではなくなりました。ついでに言うと、この日は旦那の誕生日でもあるのですが、誕生日どころでもなくなりました。(ごめんね)
正真正銘の放心状態です。旦那には「生きているのか死んでいるのかわからない」と言われました。月並みながら「これは夢?」としか思えないのです。夜は眠れず、翌朝にはまた事務局に「本当に、本当ですか…?」と確認の電話をしてしまったほど。
事務局のお姉さん、きっと呆れてしまいましたね。
こうして、私の絵本作家人生はスタートしました。
出品までの紆余曲折はこちら→【出品体験記】コンクールとの相性|講談社絵本新人賞&日産童話と絵本のグランプリ
ホームページを作る理由
|無料の【Facebookページ】で代用していた頃
さて、それから現在まで(だいぶ割愛しますが)、5年が経とうとしています。
絵本は、1冊完成させるのにとても時間がかかります。いままで私が出版してきた絵本は、合わせてたった3冊です。
まだ、絵本作家としてのホームページを持つのには勇気が持てませんでした。Facebookページを作って、ひっそりとホームページの代わりにしていました。
ところが一年ほど前、小学館の編集長Kさんと初めて打ち合わせをした日のことです。
実はKさんとは、その数日前が初対面。それまで私のことは全くご存じありませんでした。多人数で入り乱れる懇親会の最中、私がたまたま持参していた自作絵本を、Kさんがご覧になりました。そして、この時お渡しした名刺をもとに、後日メールで連絡を下さったのです。
K さんは、ある企画に私を採用しようかと検討されていました。メールを下さるまでにも、名刺だけでは分かり得ない情報をネットで検索してくださったようです。そして見つかったのはFacebookページのみ。
その日、初めての打ち合わせで緊張していた私に、百戦錬磨の美しい才女・Kさんは言いました。
「横須賀さん!あなた、ホームページ無いでしょう!?」
その時ようやく私は気づきました。
せっかく編集者さんが興味を持ってくれても、あやふやな情報しか探し出せなければ連絡さえ躊躇してしまう、という当たり前のことに。
一流の編集者さんであればあるほど、海の物とも山の物ともつかない作家に大切なお仕事の依頼などできないのです。
そうか。私は今まで作家としてすごく宙ぶらりんだったんだ、と思い知りました。
そして、私の窓口として広く機能してくれるホームページを必ず作ろうと決意しました。
|ホームページの開設にあたって
ホームページ作るということは私にとって、絵本作家として正式に名乗りをあげるという覚悟です。
ブログを書くということは冒頭で思い浮かべた皆さまに、私を知ってもらうための手段です。
どんな人物かわからない、何を考えているかわからない作家では駄目だと思ったからです。
そして今回、ようやくホームページの開設にこぎつけました。
制作に集中すると、更新がおろそかになることもあるかもしれません。
それでも、このページと共に少しずつ成長していければと思っています。
つたない作家ではありますが、これからどうぞよろしくお願いいたします!